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頭上に十の小面を戴く十一面観音が、海中に屹立する岩の上に立つ姿に描かれています。
この海中の岩山は、観音の住処である補陀楽山をあらわしたもので、この図は中世に多く描かれました。
勢いの弱い波頭の表現や、岩山、樹木の萎縮した形態などに室町時代の特色が見られます。