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半身像の達磨を描いたものです。画の作者の雲谷等益(1591~1644)は、雪舟の正系を標榜し、萩藩に仕えた雲谷派の二代目にあたります。
賛文の筆者の文英清韓(1568~1621)は東福寺・南禅寺の住持をつとめ、方広寺の梵鐘の銘文(その中に「国家安泰」の一句があり大阪の陣のきっかけとされた)の作者としても知られます。
本図の制作は、清韓の没年から考えれば、等益二十歳代の作例となります。